先輩の経験談

CASE04

看護師M.Kさん ブランクがあっても安心を重視 いちばん大きな安心材料になったのは、「専門職としてのスキル」を磨き直せる研修です。
1日のスケジュール
健康相談員となった経緯を教えてください
子どもが小学校に入るまでは預けずに育てる方針でしたので、出産を機に勤務していた病院を退職。8年間のブランクを経て、最初は看護師として復帰しようと思いました。ただ、高いハードルを感じたのです。休職中に当然医療も進歩しています。臨床現場に立つにあたって必要なスキルを、家事や子育てと両立させながら吸収できるか自信が持てませんでした。健康相談員という仕事があることは、友人からの紹介で知りました。看護師の経験を存分に活かせることや、自宅を拠点に仕事ができることも条件に適うものでしたが、一番背中を押されたのはスキルアップ研修です。新人研修後に年4回ほど開催され、ドクターから最新医療の知識などについてレクチャーを受けられると聞き、ブランクを心配していた私にとっては大きな安心材料に。管理栄養士による研修などもあり、視界を広げられることにも魅力を感じました。
実際に活動してみていかがですか?
高齢者訪問指導に携わって7年目になります。ご自宅を訪れて面談を行い、その後も訪問または電話で支援を続けます。看護師時代の経験が活きていると感じるのは、対象者様の問題点となりうる行動でもすぐに否定せず、まずは十分に傾聴するというスタンスにあると思います。そして、ご家族もいる状況の中で「あなただけの身体ではない」と理解していただき、「できることから始めましょう」と改善や予防を促すように心がけています。買い物に行く場合でも、自転車を使わずに歩くことを奨めるなど、少し頑張ればできそうなことを提案することが高齢者の支援には大切なのです。
仕事のやりがいについて聞かせてください
病気を患っている方に寄り添う看護師と違い、健康相談員は予防や改善のために寄り添う仕事です。いかに関心を持っていただき、どうすれば健康に近づけるかを一緒に考えていける。そこに強いやりがいを感じています。看護師の経験がある方にこそ知っていただきたい仕事で、仲間が増えればと思っています。